行きヒッチハイク、帰り夜行バスの仙台一人旅をした時のことについて、考えさせられたことが多い旅だったので、この記事を書いていく。ヒッチハイクをしたいと思った理由や実際してみてどう考えるか、旅で出会った人たちによって考えさせられたことをここに書いていこうと思う。
ヒッチハイク1台目
30代の男性二人で、下道から高速道路に入る場所で拾ってもらった。運転している人になぜ拾ってくれたのかを聞くと、人助けをしてまわりまわって自分に返ってくるからという情けは人の為ならず精神。指にタトゥーが入っていたので、それを見た瞬間は怖いと思った。勇気を出して韓国語で文字が書かれていたので、意味を聞いてみた。ここでは内容は伏せておくが、どこに地雷があるのか分からないため、少し緊張感のある車内だった。自分で型にはまっているとそっちに流されるから、この職業はこうなど思い込みは良くないと言っていた。
ヒッチハイク2台目
北海道出身の60代のおじいちゃんで、インターチェンジで紙を持っていると拾ってもらった。コンサルで起業されていたり、お酒について詳しかったりと色々とお話して、朗らかな車内でだった。醸造アルコールは肝臓で処理されず、二日酔いになりやすいから純米酒を飲むとか、山形の十四代、福島の飛露喜、根知おとこやま、国まれ、農家のお酒などを紹介してくれた。北海道で日本酒が飲み放題の旅籠屋というホテルも知れた。出汁のきいたスープでしゃぶしゃぶをして卵を付けるという食べ方も教えてくれて、美味しそうだと思った。
ヒッチハイク3台目
娘の入学式が県外であって、宮城の家に帰っている50代くらいの奥さんで、インターで声をかけると良いよと言ってくれ仙台の駅まで送って頂いた。すごく優しく会話もしてくれて、落ち着ける車内であった。女性と話すのは落ち着くなあと感じる場面でもあった。三人いたことで、兄弟の世界のようなのができてよかった、面白い筋トレの漫画など教えてくれた。ずんだシェイクや秋保温泉、塩釜のことなど福島のことも話してくれた。
アメリカ人
荒井駅から荒浜小学校行きのバス停で待っている間、英語で話しかけると、日本語で大丈夫ですと言われた。荒浜小学校を一緒に見て晩御飯とスイーツの店に入った。
ヒッチハイクをしたというと、とても驚いていた。アメリカでは誰が銃を持っているか分からないからだと話していた。
松島にいった話をすると電車に乗って1時間ほど歩いて、絶景スポットに向かったと話していた。いっぱい歩いたし、大変だったけど、worth it といって、それに値する景色を見れたと喜んでいた。それに比べて私は近くの展望台も五大堂というスポットも休止中だったので、牡蠣カレーパン、ずんだ餅メロンパン、ずんだシェイクを食べ、和室でお茶菓子をいただいていた。クルーズは一人じゃさみしいと昨日飲み屋で言われたし、50分で1000円で面倒くさいと思ってクルーズも和室から見るだけで、こういうのもいいかと自分で言い聞かせていたのかもしれない。他にも歩いていろんな所に行くと言っていたから、歩くのが好きなのと聞くと、行きたいところがたくさん日本にはあるから、歩いていると話していた。
その方は、物価や家賃が高いアメリカには戻りたくはなく日本で職を探して、永住したいと話していた。日本人のイメージを聞くと、みんな優しいということでそれは納得する部分もしない部分もあったが、外国からみればそうなのだなと理解した。日本の文化について自分自身もっと知りたいとも思ったし、考えたくなった。だからこそ、外国も旅行したい。
バーであったお姉さん
一人で夜行バスまでの時間をつぶすために入ったバーで出会ったお姉さんに、ウイスキーと春キャベツのピクルスを奢ってもらった。良く笑うきれいな方で、二児の母と聞いた時には驚いた。パチンコ屋で働いていて、今は営業職1年目らしい。私の話も聞いてくれて、ひとりでやりたいと思ったことをやっているだけであなたの為に必ずなるし素晴らしいほめてくれたり、気を付けてねってお店の前まで見送ってくれたり、魅力的な女性だった。
良い旅とは
友達と行く旅と家族で行く旅と一人旅は違うと思うが、良い旅とは、しんどい思いをしてでも今まで気付かなかったことに気が付ける旅で、それを貪欲に追えるかどうかが大切なのかなと思った。
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